11.06.2012

取っ手

10月よりフィンランドのPIIROINEN社の国内広報兼販促営業をしておりますが
下の写真は当社のカタログケースです。

本棚に入れた時この取っ手があるおかげで出しやすく、インパクトがあり
代理店さんの棚の中で目立つこと必死です!
実はこの取っ手、PIIROINEN社のARENA022の背のフレームなんです。

こういう遊び心が僕は好きですが、邪魔というご意見も・・・
メーカーの代理店を長年していますと新しいモノに対して批判的な事ばかり
言うようになってしまいます。でも僕は純粋にこういうのをいいな!と思える
プロでありたいです。

今は後輩君がいないのですがいままでの会社に入ってきた後輩君達に
言ってきた事があります。"デザインの好き嫌いを言うのは簡単なので
言わないように、むしろ好きになるまで嫌いと思った事を中心に研究した方が
いいよ”と・・・

自分が嫌いと思ってもお客様が好きであれば売るのがプロです。
もちろんお客様を啓蒙するのもプロですが、それが極端だとそれは
ただのエゴです。そんな事を考えているとデザインに対して批判的な
考えを持つより好きになるぐらい研究したいです。

家具を売るのに単にこれはイイとかダメとかいうより何故この空間に
このデザインがイイのかを上手く語れるのがプロだと思うんです。
その訓練が"嫌いなモノを好きになる"と自分では思っています。


 ARENA022

ARENA022:http://www.piiroinen.com/en/tuote-arena022/kalusteet-ja-muotoilu/tuotteet/mallisto/tuote/arena-022

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